令和5年度決算報告
令和5年度受入について
令和5年度は総額39,429,130円のご寄附をいただきました。
(1) 寄附属性別受入状況
属性 | 件数(件) | 金額(円) |
卒業生・在校生 | 290 | 4,343,020 |
保護者 | 292 | 3,137,330 |
一般 | 143 | 13,425,968 |
教職員 | 261 | 3,906,500 |
退職者 | 72 | 1,365,000 |
企業等 | 50 | 13,251,312 |
計 | 1,108 | 39,429,130 |
⑵ 使途別受入状況
使途 | 件数(件) | 金額(円) |
A 経済的理由により修学が困難な学生に 対する支援 |
609 |
8,804,500 |
B 大学の教育・研究活動等に対する支援 | 556 |
6,781,549 |
C 附属学校園の教育活動等に対する支援 |
48 |
497,000 |
D 次世代たたらプロジェクト参画学生等に 対する研究等支援 |
61 | 1,759,190 |
E 学生,不安定な雇用状態にある研究者の 研究活動に対する支援 |
84 |
860,500 |
F しまね未来人財育成に対する支援 | 37 | 5,847,000 |
G 外国人留学生に対する支援 | 39 | 4,434,391 |
H 医学部附属病院に対する支援 | 11 | 10,195,000 |
I 医学部に対する支援 | 11 | 250,000 |
計 |
1,456 | 39,429,130 |
- (1)と(2)の件数が一致しないのは,1名からのご寄附に複数の使途への申し込みがある場合があるため。
- 各使途は冠寄附を含んでいる。
- 件数は,延べ数である。
令和5年度支出について
令和5年度は以下の事業の支援に活用させていただきました。
A 経済的理由により修学が困難な学生に対する支援
- 学部1年次入学生を対象に,入学時の経済的負担を軽減し,経済的理由により学業を断念することなく,充実したキャンパスライフや将来の夢実現に向けたチャレンジができるよう応援することを目的とした「夢チャレンジ奨学金」を11名の学生に支給(合計2,200,000円)。
- 本学大学院修士課程,博士前期課程及び専門職学位課程への進学を希望する学生の入学時の経済的負担を軽減し,大学院進学を支援することを目的とした「大学院修士課程等進学支援奨学金」を20名の学生に支給(合計6,000,000円)。
B 大学の教育・研究活動等に対する支援
- グローバルな視野を持った人材を養成するため,留学や海外研修等にチャレンジする学生に「グローバルチャレンジ奨学金」として12名の学生に支給(合計1,400,000円)。
- 中長期インターンシップを活用して実務的なスキルや経験を積み,自分の適性や実力を把握しようとする学生や,地域課題解決型教育を通じて地域の課題解決に貢献しようとする学生への支援を目的とした「中長期インターンシップ支援金」を9名の学生に支給(合計270,000円)。
- 起業活動を行う学生に奨励金を支給し,経済的負担の軽減を図ることを目的とした「学生ベンチャースタートアップ支援奨励金」を2名の学生に支給(合計300,000円)。
- 物価高の影響により厳しい生活を余儀なくされている学生を支援することを目的とした「物価高に対する学生支援100円ごはん事業」で,5,694名の学生に100円のごはん(松江キャンパスでは100円朝食,出雲キャンパスでは100円弁当)を支給(合計1,992,900円)。
- 学生の課外活動団体を支援することを目的とした「学生団体等支援事業(Shimane University Giving Campaign)」で受け入れた寄附金を,29の学生団体へ支給(合計1,779,001円)。
- 教育学部音楽科教育専攻の教育活動支援として370,802円を支給。
- 医学部附属病院脳神経内科研究支援基金事業として,620,000円を支給。
C 附属学校園の教育活動等に対する支援
- 附属学校園の教育環境整備として,牛乳用保冷庫を購入(合計499,950円)。
E 学生,不安定な雇用状態にある研究者の研究活動に対する支援
- 大学院学生が学会・研究会等で研究成果の発表等を行う際の旅費等の一部を支援することにより,修学・研究意欲の向上を図ることを目的とした「大学院学生に対する学会発表等に関する奨学金」を83名の学生に支給(合計1,517,000円)。
F しまね未来人材育成に対する支援
- 島根県の将来を支えていく意欲を持つ人材を育成するとともに,島根県内への定着を促進し,地域の活性化に貢献する学生を支援することを目的とした「県内定着奨学金」を31名の学生に支給(合計4,650,000円)。
- D区分は,学生のニーズにあった奨学金の募集要件及び支援額の見直しのため,奨学金を支給しませんでした。令和6年度より学生への支援を行います。
- G区分は,令和6年度より学生への支援を開始いたします。
- H区分・I区分は事業を安定的,継続的に実施するため,一定額を財源として確保する目的で令和5年度は支援を実施していません。
支援学生からの感謝の声はこちら
島根大学支援基金の令和5年度決算報告書はこちら
令和5事業年度監査について
上記の令和5事業年度決算報告は,支援基金規程第13条に基づき,監事による監査を受け,「支援基金の業務及び会計は,法令及び学内規則に従い適正に実施されているものと認める。」,「決算報告書は,支援基金の状況を正しく示しているものと認める。」との監査報告を受けましたのでご報告いたします。