令和4年度決算報告
令和4年度受入について
令和4年度は総額50,745,835円のご寄附をいただきました。
(1) 寄附属性別受入状況
属性 | 件数(件) | 金額(円) |
卒業生・在校生 | 237 | 2,474,563 |
保護者 | 243 | 2,127,322 |
一般 | 103 | 2,968,711 |
教職員 | 245 | 4,626,055 |
退職者 | 80 | 27,671,008 |
企業等 | 30 | 10,878,176 |
計 | 938 | 50,745,835 |
⑵ 使途別受入状況
使途 | 件数(件) | 金額(円) |
A 経済的理由により修学が困難な学生に 対する支援 |
491 | 27,277,164 |
B 大学の教育・研究活動等に対する支援 | 535 | 8,420,759 |
C 附属学校園の教育活動等に対する支援 | 48 | 295,500 |
D 次世代たたらプロジェクトに対する支援 | 53 | 5,342,412 |
E 学生,不安定な雇用状態にある研究者の 研究活動に対する支援 |
61 | 1,532,000 |
F しまね未来人財育成に対する支援 | 34 | 7,878,000 |
計 | 1,222 | 50,745,835 |
- (1)と(2)の件数が一致しないのは,1名からの寄附に複数の使途への申し込みがある場合があるため。
- 各使途は冠寄附を含んでいる。
- 件数は,延べ数である。
令和4年度支出について
令和4年度は以下の事業の支援に活用させていただきました。
A 経済的理由により修学が困難な学生に対する支援
- 学部1年次入学生を対象に,入学時の経済的負担を軽減し,経済的理由により学業を断念することなく,充実したキャンパスライフや将来の夢実現に向けたチャレンジができるよう応援することを目的とした「夢チャレンジ奨学金」を12名の学生に支給(合計2,400,000円)。
- 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により経済的に困窮している学生への支援を目的とした「新型コロナウイルス感染症に伴う緊急学生一時金」を396名の学生に支給(合計11,880,000円)。
- 新型コロナウイルス感染症の影響により卒業及び修了を断念することなく,学生が継続して修学することができるよう支援することを目的とした「新型コロナウイルス感染症に伴う特例授業料免除事業」で,18名の学生に授業料を免除(合計4,822,200円)。
B 大学の教育・研究活動等に対する支援
- グローバルな視野を持った人材を養成するため,留学や海外研修等にチャレンジする学生に「グローバルチャレンジ奨学金」として13名の学生に支給(合計2,550,000円)。
- 中長期インターンシップを活用して実務的なスキルや経験を積み,自分の適性や実力を把握しようとする学生や,地域課題解決型教育を通じて地域の課題解決に貢献しようとする学生への支援を目的とした「中長期インターンシップ支援金」を10名の学生に支給(合計300,000円)。
- 起業活動を行う学生に奨励金を支給し,経済的負担の軽減を図ることを目的とした「学生ベンチャースタートアップ支援奨励金」を3名の学生に支給(合計600,000円)。
- 新型コロナウイルス感染症への水際対策により渡日後ホテル等で自主隔離する必要があり,この費用をすべて自己負担することとなる外国人留学生を支援することを目的とした「外国人留学生の自主隔離に係る宿泊支援金」を11名の学生に支給(合計287,200円)。
- 島根県内に就職・定住し,地域の活性化に貢献する学生を応援することを目的とした「県内定着支援金」を10名の学生に支給(合計1,500,000円)。
- 物価高の影響により厳しい生活を余儀なくされている学生を支援することを目的とした「物価高に対する学生支援100円弁当事業」で,6,670名の学生に100円の弁当を支給(合計2,668,000円)。
- 学生の課外活動団体を支援することを目的とした「学生団体等支援事業(Shimane University Giving Campaign)」で受け入れた寄附金を,27の学生団体へ支給(合計2,411,460円)。
- 教育学部音楽科教育専攻の教育活動支援として302,647円を支給。
- 生物資源科学部丸田隆典研究室の教育研究活動支援として198,550円を支給。
E 学生,不安定な雇用状態にある研究者の研究活動に対する支援
- 大学院学生が学会・研究会等で研究成果の発表等を行う際の旅費等の一部を支援することにより,修学・研究意欲の向上を図ることを目的とした「大学院学生に対する学会発表等に関する奨学金」を72名の学生に支給(合計898,000円)。
F しまね未来人材育成に対する支援
- 島根県の将来を支えていく意欲を持つ人材を育成するとともに,島根県内への定着を促進し,地域の活性化に貢献する学生を支援することを目的とした「県内定着奨学金」を32名の学生に支給(合計4,800,000円)。
- C区分は,事業を安定的,継続的に実施するため,一定額を財源として確保する目的で令和4年度は支援を実施していません。
- D区分は,学生のニーズと募集要件にミスマッチがあったため,奨学金の支給ができませんでした。令和5年度は募集要項を見直し,学生への支援を行います。
支援学生からの感謝の声はこちら
島根大学支援基金の令和4年度決算報告書はこちら
令和4事業年度監査について
上記の令和4事業年度決算報告は,支援基金規程第13条に基づき,監事による監査を受け,「支援基金の業務及び会計は,法令及び学内規則に従い適正に実施されているものと認める。」,「決算報告書は,支援基金の状況を正しく示しているものと認める。」との監査報告を受けましたのでご報告いたします。