令和3年度決算報告

令和3年度受入について

令和3年度は総額25,038,142円のご寄附をいただきました。

(1) 寄附属性別受入状況

 属性 件数(件) 金額(円)
卒業生・在校生 253 3,242,499
保護者 257 2,732,346
一般 67 726,446
教職員 276 6,183,191
退職者 89 3,967,921
企業等 34 8,185,739
976 25,038,142

 ⑵ 使途別受入状況

使途 件数(件) 金額(円)
A 経済的理由により修学が困難な学生に
      対する支援
635 10,250,000
B 大学の教育・研究活動等に対する支援 472 6,286,004
C 附属学校園の教育活動等に対する支援 78 633,500
D 次世代たたらプロジェクトに対する支援 47 582,526
E 学生,不安定な雇用状態にある研究者の
      研究活動に対する支援
53 1,041,112
F しまね未来人財育成に対する支援 25 6,245,000
1,310 25,038,142
  • (1)と(2)の件数が一致しないのは,1名からの寄附に複数の使途への申し込みがある場合があるため。
  • 各使途は冠寄附を含んでいる。
  • 件数は,延べ数である。

 

令和3年度支出について

令和3年度は以下の事業の支援に活用させていただきました。

A 経済的理由により修学が困難な学生に対する支援

  • 学部1年次入学生を対象に,入学時の経済的負担を軽減し,経済的理由により学業を断念することなく,充実したキャンパスライフや将来の夢実現に向けたチャレンジができるよう応援することを目的とした「夢チャレンジ奨学金」を15名の学生に支給(合計3,000,000円)。
  • 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により経済的に困窮している学生への支援を目的とした「新型コロナウイルス感染症に伴う緊急学生一時金」を568名の学生に支給(合計17,040,000円)。
  • 新型コロナウイルス感染症の影響により卒業及び修了を断念することなく,学生が継続して修学することができるよう支援することを目的とした「新型コロナウイルス感染症に伴う特例授業料免除事業」で,25名の学生に授業料を免除(合計6,697,500円)。


B 大学の教育・研究活動等に対する支援

  • グローバルな視野を持った人材を養成するため,留学や海外研修等にチャレンジする学生に「グローバルチャレンジ奨学金」として1名の学生に支給(合計250,000円)。
  • 中長期インターンシップを活用して実務的なスキルや経験を積み,自分の適性や実力を把握しようとする学生や,地域課題解決型教育を通じて地域の課題解決に貢献しようとする学生への支援を目的とした「中長期インターンシップ支援金」を3名の学生に支給(合計90,000円)
  • 起業活動を行う学生に奨励金を支給し,経済的負担の軽減を図ることを目的とした「学生ベンチャースタートアップ支援奨励金」を2名の学生に支給(合計1,000,000円)。
  • 島根県内に就職・定住し,地域の活性化に貢献する学生を応援することを目的とした「県内定着支援金」を5名の学生に支給(合計700,000円)。
  • 教育学部音楽科教育専攻の教育活動支援として169,869円を支給。
  • 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により経済的に困窮している学生に食料を支援することを目的とした「新型コロナウイルス感染症に伴う学生食料支援事業」で,673名の学生に食料を支給(合計1,000,000円)


C 附属学園の教育活動等に対する支援

  • 附属学園の教育環境整備としてデジタル印刷機,電子黒板,園庭遊具(雲梯)を購入(合計998,800円) 。

 

D 次世代たたらプロジェクトに対する支援

  • 金属材料分野で活躍が期待される学生への研究等支援を目的とした「次世代たたら奨学金」を2名の学生に支給(合計300,000円)。

 

  • B区分,D区分は,新型コロナウイルス感染症の影響で,海外渡航ができないこと等により,当初予定していた支援が一部実施できませんでした。
  • E区分,F区分は,令和4年度より学生への支援を開始いたします。

 

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令和3事業年度監査について

 上記の令和3事業年度決算報告は,支援基金規程第13条に基づき,監事による監査を受け,「支援基金の業務及び会計は,法令及び学内規則に従い適正に実施されているものと認める。」,「決算報告書は,支援基金の状況を正しく示しているものと認める。」との監査報告を受けましたのでご報告いたします。