公開日 2018年05月24日

 本学は,5月11日(金)に「島大会員のつどい2018」を開催しました。
 このつどいは,島根大学支援基金を通じて本学を応援していただいている島大会員の皆様に感謝の気持ちをお示しするとともに,本学と会員との交流を図ることを目的に開催しているものです。今回は松江の銘酒「豊の秋」醸造元である米田酒造株式会社において酒蔵見学と試飲会を行ないました。遠くは大阪府から参加していただき,約30名の参加者がありました。
 酒蔵見学では米田則雄代表取締役社長の挨拶の後,蔵人から原料となる酒米は県内産(奥出雲産)を多く使用し,同社の精米場で精米師の手によって72時間もの時間を掛けて丁寧に精米していること,酒造りの工程において正念場とされる麹造りでは,使用する酒米の状態や天候(温度,湿度)を察知し,最適な状態にしていくことが必要である等,丁寧な説明を受けました。
 その後,会場を東本町の本店へ移し,期間限定のしぼりたて新酒等を試飲しました。明治29年創業の米田酒造。お店の軒先には見事な一枚板の看板,杉の葉を束ねてボール状にした杉玉が掛かる等,古き良き時代の雰囲気がそのまま残っており,参加者は服部学長を囲んで和やかに交流しました。 
 閉会に際し,服部学長より謝辞が述べられ,参加者からは「貴重な体験ができた」「また参加したい」との声が寄せられました。

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 米田則雄社長(右から2番目)の挨拶  蔵人(右から2番目)の案内で酒蔵へ
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 酒蔵見学  酒蔵の様子
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 お店へ移動し試飲会  試飲会の様子